ベランダの繁栄と台について

もうすぐ子の夏休みもおわり。
夏休みは正直、制作時間の確保に苦労します。ひんしゅく買いつつ、夜中にかけて描きにいったり。

何を思い立ったか、描きにいけない暑い昼間に工作をしました。ベランダに置く植物の台を。写真の奥にある白いやつです。のこぎり引いてえらい汗!無惨です。


ベランダで草木を無計画に育ててきたため、どうしようもなくなってました。つる系のやつは高いとこに、とか空間をうまく使いたいもんだけど、すごい雑多。ここ数年の生き残りたちが少しずつ増えてきた結果だから、方向性に欠けてる…でも、とりあえず洗濯物で草を倒すとかの問題は解決され、すっきりしました。

ところで、台ひとつつくるのも、けっこう迷いました。無精して簡単にしたいけど、かっこわるいのは嫌だなあ、とか…。何かで余ってたL字形の金具で補強したけど、横からの力には弱い。でもまあ人が座るわけじゃないし、このとおりほとんど隠れて見えないので、妥協です。

屋外用じゃないけど、台といえば、感動したのがBankARTで貸与された作業台でした。いずれおんなじつくりのを自分で用意したいと思うほどに。この写真に写ってるやつです。


上面の板と脚ふたつ、という組み合わせで、板は脚に乗ってるだけ。両方ともシナベニヤだけでできてる(多分)。机は三六判程度で十分なスペースがあり、板の重みがあるせいか作業中がたついたりもありませんでした。脚は、真上から見るとアルファベットのHの形にネジで組んである。
いいなと思ったのは、これだけのサイズの作業台だけど、ばらばらにして一人で動かせること。それから、脚を横に倒して板をのせて低い台にしたり、何なら脚だけで台として使ったりできる自由さ。そう使ってる作家さんがいたので、おしゃれだなーと感動。


わたしは感激してたんですけど、もしかして都心の美術学校とかでは常識だったりするんだろうか…使いやすい道具のヒントがつまってた気がします。

One thought on “ベランダの繁栄と台について

  1. メモ:
    シナベニヤじゃなくてシナランバーコアってやつだったかもしれません。今日木材を見てて気づいた。ランバーコアの方が反りに強いらしいです。。つくるときはそっちで。

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