唐突ですが、猫にも巻き爪っていうような症状があるようです。
うちには猫さんが二匹いて、先日、片方の子の前脚のかぎ爪が一本、肉球にささってるのを発見。い、いたそう！！

しかし飼ってないひとには猫の肉球のしくみがわかりにくいかもなので、図解してみます。
猫の爪はふだんは出てません。足の裏、大きい肉球と小さい肉球のあいだあたり？を押すと、にゅっとかぎ爪が出ます。図は押すポイントずれてしまった…

このかぎ爪、カーブを描きながらどんどん伸びてくので、猫は家のあちこちで爪をといだり、とがれたくない人間に切られたりします。
うちの猫たちはかなり切られるのを嫌がるので、自身での爪とぎに任せてました。

うまくとげなかったのか、何の拍子だったのか、、伸びた爪が、爪のすぐ下の小さい肉球に届いてささり、抜けなくなっちゃったんですね。
ふと足を見た時に発見したんですが、こんなことってあるのか？！とびっくり。
爪を引っ張ったら戻るか試してみたけど、かさぶたでくっついてて無理でした。
歩き方も普通で、痛そうにもしてなかったのですぐに気づけず、ごめんよ、と申し訳ない気持ちでいっぱいに。

それで病院に診せたところ、猫の巻き爪ってやつだと。ずいぶん人のとは違いますが…そもそも猫の爪はかぎ状でふつうだし。
さておき、ちょっと切開して治してもらってきました。
写真をと構えはしたが、何だか痛々しくて撮れず。しかし猫の回復力はすごいもので、あまり腫れたりせず、すっかりふさがってきました。
これは治りかけの写真で、わかりづらいけど右から2番目の小さい肉球の白い点みたいなのが、ささってた傷跡です。

ちなみに巻き爪になった白い子は18歳、もう一匹の茶色い子は19歳。驚異ですがわたしが小学生のときに拾ってきたやつらです。
爪切り大事！十数年ものの爪切り嫌いですが、最近は巻き爪を教訓に、隙をついて切ってます。