夏からテンカウントに居着いた猫、ねこた。どこかで飼われているけど出入り自由の猫らしい。来ると、ドアの外でニャアー!と開けてくれアピールをしてくる。テンカウントの人たちはそれなりにかまって、ほっといてくれるので、居心地がよさそう。
ねこたと呼び始めたのは赤枝さんです。勝手ながら、ねこたのたは太だろうなーと思ってきた。ねこ太。
つい最近できた少年ジャンプのウェブ版のようなサイト?に「猫田びより」という漫画がある。しゃべる猫の猫田がでてくるみたいだ。あら偶然、ねこた違いだネ、と思ったが、、あれ待てよ、と引っかかった。
ねこ太の性別がオスであることを判定したのはわたしだが、赤枝さんはそれより前からねこ太をねこ太と呼んでいたのだ。
「ねこ太、あんたオスだってよ」
と赤枝さんがねこ太に語りかけたせりふに、強烈な違和感をおぼえていた。
そこで見た「猫田びより」。これは、ねこ太じゃなくてねこ田もありうるのか…?
「ねこ田、あんたオスだってよ」
としてみると、急に同級生にでも語りかけてるような感じがしてくるじゃないか。
ねこた、ねこ太、ねこ田、ネコタ…
こうしてみると平仮名ってオールマイティですね。ともかく君はちょっとはみ出しすぎ。