「テンカウント」はわたしが所属しているアトリエで、ここでほとんどの作品を描いています。
平日は朝に一時間、絵を描いてから一日をはじめることを念頭に置いています。が、こころ弱く一時間が寝坊やら何やらで30分になったり、5分になったり。。。それでも、少しでも絵の前に立ち止まる時間を持つことで、何とかふつうの生活ができてるような気がしてなりません。制作時間の死守について、よくぼやいていた恩師が思い出されます。
話が逸れてしまいました。テンカウントはアトリエであるほか、メンバーが講師をつとめる絵画/版画教室を定期的に行い、地域との交流をはかっています。
オープンスタジオは、テンカウントを教室外のかたにも一般公開するイベントです。これまでも、ほぼ毎年2回のペースで開催して参りました。
詳細はこちらをご覧ください。
今回はワークショップを行います。講師はメンバーの中野圭さん。どう展開するのか、わたし自身も謎?な部分もあるのですが、楽しみにお手伝いしようと思っております。
お近くの方、どうぞよろしければお立ち寄りください。
ちなみにテンカウントの下はおいしいインドカレー屋さん。そのスパイシーなかおりと油絵具の揮発油のにおいとが絶妙に混ざり、テンカウントに染みついています。このテンカウントくささや、ちょっと低い天井の圧迫感がメンバーの妄想力を刺激しているんでしょう。
日曜の朝に描いていると、階下で仕込みが進むにつれておいしい匂いが漂い、11時くらいから薄い壁を伝ってずん、ずん、という振動が響いてきます。そう、それは店内で流している、インドのダンサブルな音楽番組(?)の重低音なんです。あれってどこのインドカレー屋でもある気がするのは、つくば付近だけだろうか。。。