絵の保管 DIY

*2021年4/22追記:絵の倉庫保管について、この記事の後の経過を記録していくことにしました。
こちらへ →油彩の作品を倉庫で保管する

少し前から、アトリエ内を旧作が占拠して作業スペースがとれなくなってきたため、物置に移動することを検討していた。
物置が絵画の保管に適さないのは承知の上…。しかしこのままでは新しく描けない。
というわけで、物置の環境の過酷さを少しでも和らげるDIYをしようと、
検索したり友人に聞いてみたり、、いろいろ考えつつ進めてきました。

まだ未完成だけど、備忘も兼ねてひととおり行ったことをまとめておきます。

まずは物置を購入、設置してもらいました。
マツモト物置。用途からすると他社の断熱性能のあるものの方が良いのだけど、、完全に見た目で選択。
湿気対策には基礎に土間コンを打ったほうが良いらしいが、、費用が高く断念した。防草シート、砕石を敷いた上にブロックを置き、固定した基礎になっています


次に床。
床面に断熱材を敷き、その上に集成材の板を敷く。断熱材が見える側面を、細く切った板で目隠し。ちょっと信頼感のある床になってきた。
そして買ってきた炭を不織布の袋に入れて四隅に吊るしてみる。湿度対策だけど、もっとたくさん置いた方がいいのか?炭は砕いたほうがいいのかしら…?
なんだかおまじないの様相を呈しているような。

壁は、断熱材を入れて内側に板材を立てようと思った。板材を固定する基になる角材を、物置の壁面パネルに固定したい(できれば新しい穴を開けずに)。というわけで、壁面パネル同士を締めているボルト穴の所を利用することを考えた。ボルトを一度外し、すぐ隣に角材を立て、新しく長いボルトを用意して、角材と壁面パネルを一緒に締める、という目論見。



…だが、角材に開ける穴の位置など自分の実力的に結構難しく、思惑通りにいかなかったところが多数。無理だったところは、諦めて断熱材のスタイロフォームを詰めるのみにすることにした。
スタイロは強力な粗面用両面テープで貼っている。

そんなこんなで塗料を塗ったスタイロの部分と板の部分とが混ざっているけど、壁が一応完成。


この時点での全貌。


さて、この物置は壁面に取り付ける棚板が標準で附属するのだけど、未使用だった。これを活用して、中くらいの作品を収納する、独立した棚を作る。


上段に30号が収納できる寸法になれば収納の効率がよかったのだけど、間口と庫内の高さ的に無理…!残念。下は50号程度がしまえる。
こうして、蚊が本格的に活動し始める前になんとか実用できるところまで辿り着いた。



いろいろと素人DIYで気にかかるけど、高校時代の作品や卒制・修了制作を移動して室内スペースをつくれたので、まあよいのではないかしら。

あとは天井の断熱材がまだ。それから換気扇を付けたいところ。。。ソーラーで稼働するというものが気になっている。
天井こそやらないといけないのだけど、、ちょっと制作時間が厳しくなってきたのでこのへんで中断。作品たちにはもちこたえてほしい…
今後の作品の保管状態の経過を追っていきたいと思う。

One thought on “絵の保管 DIY

Leave a Reply

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.