倉庫作品の状態 2021

断熱材を自己流で加えた倉庫に、古い油彩の作品を保管しています。
この記事は、その保管作品のうち一部のものの、2021年2月時点の状態について書いています。
(倉庫保管開始時から2年経過後)

今後は1年に1回確認していく予定です。
倉庫についてまとめている記事はこちらへ →油彩の作品を倉庫で保管する

作品例1:高校時代の静物画(油彩、キャンバス)1999頃


少ない高校生の頃の油彩作品の一つ。20号程度、描いてから21年経過。
多分、モンドリアンの静物画への憧れとかあったんじゃなかったかしら。今まで写真に撮ったことがなかったので、過去と比較できない。記憶と比べた範疇では、やや茶系に汚れた印象がある。所々にひび割れが認められる。

(参考)高校最初?の頃の静物画(油彩、キャンバスボード)1997頃

お恥ずかしいので部分のみ。キャンバスボードって厚紙みたいなもの。場所をとらないためずっと室内で保存されてきた奴。初心者12色セット+ペインティングオイルで描画。左写真を見ると、上部数センチから下は茶色味がかかっており、おそらく光が当たらなかったために変色している。多分数日部屋に置いておくと、上部と同じ色味に戻る。ひび割れはなさそう。


 今のところ先の静物画のひびの要因は、環境(倉庫)よりキャンバスという基底材によるところが大きそう。これは油絵に関する一般的な知識の通り。

→ 油絵具は時間とともに硬くなっていく。キャンバスという動きのある素材に、完全に硬化した油絵具が追従できず、割れたということ。

作品例2:大学生時代の作品(油彩、テンペラ、板)2003頃


若干時代を下って学生時代の作品(組み作品の一部)。WORK 2003-2006に掲載。17年経過。
動きのない基底材の例として、木製パネルにキャンゾールの下地(多分)を施し直接描画。気に入ってる部分だったけどわりと粗野に扱ってきたので、表面に所々削れや絵具のハネ?とかみられる。経過については、なんとなく赤ではない部分の赤みが少し強い気はする。ひび割れなし。


当時の写真はある、、けどもこの画質じゃ比べようがないな…!!まあでもやっぱり、あまり変色はなさそうな感じする(アバウト)

作品例3:油彩、蜜蝋、麻布、パネル 2009年


WORK 2009に載せてる作品。10年経過。
木製パネルに麻布(特に絵画用ではない、日暮里で買ってる)を膠貼り、下地は油絵具のファンデーションホワイトにしている。絵具に蜜蝋、樹脂、アルキド樹脂メディウム等混合している、この時期行っていた実験的な方法。当時すでに危うい気がして、それ以上やらなくなってしまったが、経過には特に問題がなさそう。色調やひび割れ等の経年変化は特に見られない。


丈夫そう。まったく今と違う作風だけど、この時期のものはやりきったからいいんじゃないかなと思っている。

ということで、これを来年、比較する材料にします。
しかしこれでは、色の変化の評価が主観によってしまう、、カラースケール、考えはしたんだけど思った以上に高価で躊躇ってしまったのですが、来年は確保しておきたい、です。

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